花火大会や初詣、数え方を聞いてみた

 関西で行われるイベントの担当者に聞いてみました。関西最大の花火大会の一つ、「びわ湖大花火大会」では、ある年に算出した数を「基準来場者数」と定めて、その年の状況と比較することで算出しているそうです。

 10年以上前に、会場付近の主要駅の利用者数や、高速道路ICの利用者数、用意した観覧席の数、地域住民の数、対岸の人の集まりなど、想定されるあらゆる要素から、その年の観覧客を35万人と算出したそうです。それ以後は、観覧席の数や駅利用者数など、実数として把握しやすい数字のみをチェックし、基準の年と比べることで算出しているということです。ちなみに今年は、基準年よりも5万人減の、約30万人と発表されました。