仕入れの時間...近くで喫茶店を営むおばが店番に

 午前5時45分。エプロン姿の女性が歩いてきました。店をのぞき、伸五さんに「行く?」と声をかけます。

 (女性)「留守番しとくねん。買い物行きはるから」

 こちらの女性は、伸五さんのおば・平井孝江さんです。孝江さんは市場で午前3時からオープンする喫茶店を営んでいます。自分の店は従業員に任せ、甥っ子の伸五さんが毎朝仕入れに行く間、店番をするそうです。
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 (伸五さん)「きょうウニどない?」
  (鮮魚店)「板でいけますわ」
 (伸五さん)「ほんなら10枚」

 伸五さんはなじみの店で手際よく必要なものを選ぶと、すぐ店に戻ります。
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 孝江さんは伸五さんが戻ってくると自分の店へ。会話はほとんどありませんが、阿吽の呼吸です。
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 午前6時。“あの3人組”はというと…まだ飲んでいました。

 (岩間伸五さん)「寝てるで。めっちゃ寝てるで。幸せそうやな」

 男性は心地よい眠りに…。新しい朝を迎えましたが、3人にとっては1日の終わり。眠たい顔をしながらお開きです。