40~74歳の約11万人を調査

 センターによりますと、研究は40~74歳の約11万人を対象に実施。居住地域は、次世代多目的コホート研究の対象地域である秋田県、岩手県、茨城県、長野県、高知県、愛媛県、長崎県に居住する人々でした。

 自身の出生時の体重を自己申告し、心血管疾患および生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症・痛風)にかかったことがあるかを回答。研究チームは結果を体重別に4つのグループに分け、それぞれ病気の発生率を調べました。

 その際排除した要素として、地域や教育歴、高血圧や糖尿病の家族歴、受動喫煙年数など、与えうる別の影響を、統計学的に取り除いて、「調整有病率比」を算出したということです。