女性は抵抗したというが…「抵抗はなかった」

検察官:
「なぜそれで(女性が小声で話したことと、
 バランスを崩したこと)
 抱きつくことになるのですか?」
石川被告:
「立ち話のなかで色んな話をしたので、
 ちょっと好意を持ってくれているのかな
 と思いました」


石川被告は女性を抱きしめたままベッドに向かい、犯行に至りました。

弁護人:
「手で体を押すなど、抵抗はありましたか?」
石川被告:
「なかったと思います」
弁護人:
「いやだ、やめてといった言葉は
 ありましたか?」
石川被告:
「抱きしめたときに、えっという声は聞いたが、
 性交中には言っていません」
検察官:
「ベッドに行くとき、
 やめてとか言っていましたよね?」
石川被告:
「自分は聞こえていなかったと思います」
検察官:
「ズボンを脱がせるとき、手で押さえて
 抵抗したけど、被告が無理やり脱がした
 と聞いています」
石川被告:
「確かに被害者は脱がせたとき、自分の手と
 同じようにウエスト部分を手で持っていた
 と思います」


検察官の主張では、被害女性は言葉で拒否したり手を使って抵抗したといいますが、17日の被告人質問で、石川被告はあいまいな受け答えに終始しました。