リーダーの児童
「みんな聞いて!恵美里さんの順番はどこがいいと思いますか?」
児童
「後ろがいい」
「一番後ろがいいと思う」
「真ん中」
「一番前!」

これも自発的に、バギーに乗った恵美里ちゃんの順番をどこにするか、話し合いが始まりました。
児童
「私は恵美里さんは前の方だといいと思います。前だと先にあるものがよく見えるからです」

児童
「一番前がいいと思います。恵美里さんが前だとよく目立つからいろんな人が挨拶をしてくれるかもしれないからです。どうですか?」
「わかりました」
話し合いの末、恵美里ちゃんはグループの先頭を歩くことに決まりました。
担任 森山晴美教諭
「恵美里さんも子どもたちも、お互いに学び合っているので、それが当たり前になってきたというか。私たちがこうしてよああしてよと言わなくても、自分たちで考えて助け合う姿が見られるようになりました」