2025年5月20日夜、北九州市小倉北区の自宅で次男の河野成吾さん(当時30歳)と包丁を持った状態でもみ合いになり、その右上腕部を切りつけて成吾さんを出血性ショックにより死亡させた父親の河野博行被告(58)。
福岡地裁小倉支部は11月7日、「博行被告に被害者を包丁で傷つける意図はなく、包丁が被害者に接触したこと自体は偶発的な出来事であったものの、そのような事態及び成吾さんの死亡という結果は、博行被告自身の生活態度及び不必要に刃物を持ち出すという行動が招いたものであって、博行被告が負うべき責任は重い」として父親の博行被告に懲役4年6か月の判決を言い渡した。
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