海外からも人気がある京都・宇治の抹茶だが、中国で模倣品が流通しているという。これをめぐり、京都で300年の歴史を持つ宇治茶の老舗が、創業150年以上の別の老舗A社を訴えた。

 京都府宇治市、平等院へと続く参道には、名産の抹茶を求めて多くの観光客が足を運ぶ。

 (中国からの観光客)「私は抹茶のファンです。香り高くて、おいしい」
 (中国からの観光客)「抹茶はすごく有名、とくに宇治抹茶。宇治抹茶は最初に渋みがあって、徐々に甘みが出てくる」
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 江戸時代に創業した宇治茶の老舗・丸久小山園。商標登録している「五十鈴」「若竹」「青嵐」という抹茶は代表的な商品で、60年以上前から守られてきた。外国人からも大人気の商品だが、その陰で問題が起きているという。
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 (丸久小山園 小山元也社長)「うちのお茶そっくりのパッケージのものが、類似品が出回ったということがありまして」