クリスマスケーキ 2023年はイチゴがピンチ?
上村キャスター:
このようなギリギリの中でも、ケーキに欠かせない材料のイチゴが十分に手に入らない可能性があるということです。

というのも、イチゴの苗植えは土の温度が25度以下にならないとできないのですが、2023年の猛暑の影響で植えるタイミングが遅れています。すると、クリスマスまでにイチゴが十分に大きくならない可能性があるとみられています。
ケーキの規格ですと、イチゴはMサイズですが、収穫が少ないことから価格高騰の可能性があるということです。
取材をした洋菓子店は、クオリティーを落とさないためにイチゴの個数を減らしたり、半分にカットしたりということもお話されていました。
ホラン千秋キャスター:
ただでさえクリスマスの時期のイチゴというのは猛烈に高い中で、さらに値上げということなのかもしれないのですが、萩谷さんは日々お買い物されていて、何か感じることはありますか。

萩谷麻衣子 弁護士:
毎朝、野菜ジュースを作っているので、野菜の価格の上下を敏感に感じ取っています。
毎週金曜日に新聞にスーパーのチラシが入っていますから、比較して安いものを買ってきて冷凍する、小分けにするということは本当に必須だなと思いますね。
ホランキャスター:
「この野菜がこの値段だったっけ」というくらい、驚くこともありますからね。
萩谷麻衣子 弁護士:
トマトとブロッコリーがすごくて、少しトマトが落ち着いてきたかなという感じはしますが、やはり野菜ジュースにトマトは入れられなかったですね。
井上貴博キャスター:
岸田総理としては、2024年春に賃上げの流れを起こすことにかけているんでしょうけれども、これだけ個人消費が落ち込んでいると、もっと抜本的で即効性の高いこと、消費税や軽減税率を一時的にでも引き下げるなど、思い切ったことをやらないといけないですよね。
「買ってください、買ってください」と言われても、個人消費は簡単に掘り起こされない気がします。
萩谷麻衣子 弁護士:
本当ですよね。岸田総理の減税対策の評判が非常に悪いのは、今困っているのに、実現が2024年6月だということ。
しかも、そのあとに増税が待っているのではないかという思いが、消費をより冷え込ませているのだと思います。