猪風来さん「片桐さんの作品には縄文愛を感じる」

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こうしてできた約60点の作品を今回の「縄文の祭典」で焼き上げることになりました。

猪風来さんも、イベントに合わせ3年ぶりの新作「長縄手のうた」を制作。6つの突起が特徴で、備前市で出土した長縄手土器にインスピレーションを受けました。

【画像⑰】猪風来さんも3年ぶりの新作を焼き上げる
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(縄文造形家 猪風来さん)
「6人の精霊たちが、輪になって歌っている。草や木や虫たち、あるいは鳥たち季節ごとに歌を歌いますね。これらと共振できる作品を作りたいと」

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片桐さんの作品「超カニ喰う土偶」とは

縄文の祭典を記念し、美術館では2人のこれまでの作品を並べた企画展も開催されました。猪風来さん。片桐さんの作品からは、縄文への愛を感じるといいます。

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(縄文造形家 猪風来さん)
「『超カニ喰う土偶』ですね(【画像㉒㉓㉔】参照)。カニを食べるための道具なんですが、彼にかかるとたちどころに土偶になってしまう」

「『日常の中に縄文を拡げていこう』という縄文愛を感じますね」

【画像㉒】片桐仁さん「超カニ喰う土偶」
【画像㉓】片桐仁さん「超カニ喰う土偶」
【画像㉔】片桐仁さん「超カニ喰う土偶」