猪風来さん「片桐さんの作品には縄文愛を感じる」

こうしてできた約60点の作品を今回の「縄文の祭典」で焼き上げることになりました。
猪風来さんも、イベントに合わせ3年ぶりの新作「長縄手のうた」を制作。6つの突起が特徴で、備前市で出土した長縄手土器にインスピレーションを受けました。


(縄文造形家 猪風来さん)
「6人の精霊たちが、輪になって歌っている。草や木や虫たち、あるいは鳥たち季節ごとに歌を歌いますね。これらと共振できる作品を作りたいと」


片桐さんの作品「超カニ喰う土偶」とは
縄文の祭典を記念し、美術館では2人のこれまでの作品を並べた企画展も開催されました。猪風来さん。片桐さんの作品からは、縄文への愛を感じるといいます。

(縄文造形家 猪風来さん)
「『超カニ喰う土偶』ですね(【画像㉒㉓㉔】参照)。カニを食べるための道具なんですが、彼にかかるとたちどころに土偶になってしまう」
「『日常の中に縄文を拡げていこう』という縄文愛を感じますね」


