片桐仁さんの新作 “慈音偶”「怒られるかなと思ったけど、全然OKって」

当時まだ窯はなく、縄文の人々は大地の上で直接、土器を焼き上げました。
長年、猪風来さんが取り組む縄文野焼きに憧れていた片桐さんは今回、その魅力を全国に発信しようと「縄文の祭典」を企画。

(タレント・俳優 片桐仁さん)
「精神性みたいなのはありきだけど、『造形物が半端ない』という」
「縄文土器を全て解析して取り入れて、アートにして縄文の中からどんどん飛び出している人なので、あの実物をみなさんに見てもらえるだけでも、すごいことだと思いますね。あんな人いないですから」

片桐さんは、旅行会社と縄文土器を制作するワークショップツアーを計画。今年8月、約20人の一般客らと猪風来美術館を訪れました。
(片桐仁さん)
「縄文の人は、どういう段取りでどういう思いで作っていたのかということを、マンツーマンに近い形で教えていただいて…」

片桐さん、当初は、重要文化財の土偶を再現するつもりでしたが、遊び心がうずきました。
(片桐仁さん)
「途中からネタっぽくしたくなって、角を付けて目を開けて…」

アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ(ロボット)。「ジオング」と「土偶」を融合させた力作、その名も「慈音偶」です。
(片桐仁さん)
「猪風来先生に怒られるかなと思ったんですけど、全然OKだった…」

