「相談するという発想自体が持てない」 阪急電車にお辞儀をし続けるルールが廃止になっても…
小川キャスター:
今お話になったことは、年々と続いていて、今も変わらないのでしょうか。

元タカラジェンヌ 東小雪さん:
基本的に、本質的には変わらないと思います。ただ少しお風呂に入れるようになったり、例えば3年前に阪急電車にお辞儀をし続けるというルールが廃止になりました。でもそれはお辞儀をし続けることが問題だったのではなく、「あなた、お辞儀してなかったでしょ」と言われたら反省をし続けなければならない。「いいえ、していました」と言えないような環境が問題なので、お辞儀は別に枝葉末節といいますか、そこが変わっても改革・改善にはなっていないと思います。
藤森キャスター:
そういう現状を劇団の中で誰かに相談したり、声をかけてみるということはできないんですか。
元タカラジェンヌ 東小雪さん:
そもそも相談するという発想自体が持てないです。
藤森キャスター:
そうですか。
元タカラジェンヌ 東小雪さん:
相談窓口もないということも問題になっていましたけれども、そもそも「これは相談していいことなんだ」と思えないんですよね。