鳥取県くらしの安心推進課によりますと、アニサキスとは寄生虫の一種で、アニサキス幼虫は長さ2~3cm、幅は0.5~1mmくらい。白色の少し太い糸のように見えます。

アニサキスが寄生している魚介類を生で、または加熱が不十分な状態で食べると食中毒が起こります。

寄生している主な魚介類はサバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどなどで、胃アニサキス症の場合、潜伏期間は2~8時間、症状は激しい腹痛、吐き気、嘔吐などです。
腸アニサキス症の場合、潜伏期間は10時間以上、症状は激しい腹痛、腹膜炎症状などです。

そして、無数のアニサキスを照らしているこのライト、いわゆるブラックライトですが、特定の波長に合わせたアニサキス専用のもので、明るい場所でも見やすいのが特徴だといいます。

田中助教によりますと、今回投稿した写真・動画のサバからは、200匹程度のアニサキスが確認でき、そのほとんどが内臓表面や周囲にいたということです。