70㎏のブタで約8㎏は廃棄、どうにかできないかと研究すること約4年

精肉加工の時に出るブタの脂肪部分「豚脂(とんし)」。
1頭のおよそ1割を占め、70㎏のブタの場合は約8㎏が豚脂部分です。以前まで、この豚脂は全て廃棄していました。
そこで豚脂を再利用しようと開発されたのが、淡いピンク色が特徴の「洗濯用せっけん」。

髙口さん「固形(の豚脂)を加熱して、液体と固体に分離する作業をしています」
固形の豚脂は加熱すると白い「固形部分」と透明の「液体部分」に分離します。

溶け切らずに残った「固形部分」はタンパク質と脂質が高いため、ニワトリの飼料にし、「液体部分」は濾した後、水や水酸化ナトリウムなどを混ぜてせっけんにします。
髙口さん「開発するまでには(豚脂が)臭かったので、いい香りにしたり、見た目を可愛くするために工夫したりして大変でした」

「先輩たちからの課題を引き継いで解決する」日々。およそ4年の歳月を費やし、「シンデレラネオの輝き」が誕生しました。

さまざまな開発研究、畜産の未来のために
10月26日、「養豚プロジェクト」の生徒たちは“農業高校の甲子園”と言われる「日本学校農業クラブ全国大会 」に出場しました。
この全国大会で、「養豚プロジェクト」はこれまでの活動が認められ、プロジェクト発表部門で最優秀賞に選ばれました。

畜産科3年 養豚プロジェクト 坂本湧規さん「頑張ったことが成果に見えたことが、身に染みた瞬間でした」

先輩たちの思いを継ぎながら、毎年新しい課題にも取り組む「養豚プロジェクト」の生徒たち。
持続可能な畜産のため「ゼロ・エミッション」への挑戦はこれからも続きます!















