11月10日(金)から2日間に渡って行われた熊本農業高校(熊農)の文化祭「南園祭」。一般開放されたこの日、生徒が育てた農産物や加工品が並びました。

毎年訪れる近所の女性「おいしいんですよ。今年は初めて赤ぶたが出たので、赤ぶたを中心に買いました」
女性が購入した『くまもとの赤ぶた』は熊農発のブランド豚です。

今年誕生したばかりのこの商品は、畜産科の生徒たちだけで作る『養豚プロジェクト』が中心となり開発されました。
畜産科3年 養豚プロジェクトリーダー 岩村みのりさん「“養豚業から廃棄物をゼロにする”と目標を掲げ、さまざまな取り組みを行っています」

現在、8人で活動中の「養豚プロジェクト」は「廃棄物の排出ゼロ」を意味する「ゼロ・エミッション」がテーマです。
今回「養豚プロジェクト」が行っている取り組みについて取材しました。
放課後にサンドイッチ屋と団子屋へ、その目的は?
放課後、リーダーの岩村さんについていくと訪れたのは近くのサンドイッチ専門店。
サンドイッチ専門店 イートン 伊藤由香さん「少なめです。きょうはこれだけになります」

伊藤さんが持ってきたのは、サンドイッチを作る時に要らなくなってしまう「パンのミミ」。今回、10袋を回収しました。
サンドイッチ専門店 イートン 伊藤由香さん「量が多くてゴミ代もかなりかかっていました。もったいないという思いもあったのですごく助かっています」

次は、いきなり団子の専門店「華まる堂」。ここでは、毎日2000~3000個のいきなり団子を手作りして販売しています。

いきなり団子とは、輪切りにしたサツマイモを小麦粉の生地で包んで蒸した熊本の郷土菓子。
いきなり団子の材料となるサツマイモは丸くくりぬかれますが、その端材はこれまで廃棄処理されていました。

岩村さんたちは、サツマイモの端材が20キロ入った袋を車の荷台に乗せます。その数、15袋…。
岩村さん「養豚に携わる前は豚がこんなに食べるって知らなくて結構びっくりしました」

回収した食品の端材は、学校へ持ち帰ってすぐに乾燥処理します。
生徒たちが独自に開発した飼料の材料にするためです。しかし、その開発の道のりは決して楽なものではありませんでした。















