調べるときは“商品名ではなく成分名で”
ホランキャスター:
やはり私たちも、インフルエンザなどで体調が悪いなと思ったら病院に行くわけですけれども、病院のお医者さんや看護師さんも皆さん助けたいと思うけれども、薬がなかったり、検査キットがなかったり、心苦しい状況が続いているようですが、ウルヴェさんはどう思われますか。

田中ウルヴェ京スポーツ心理学者(博士):
検査キットがないのは、確かに少し不安になりますよね。私たちができることは何かなと考えたときに、例えば薬は人によってそれぞれ「これが効く」というものが違うということは、ちゃんと知っておきたいんですよね。
インターネットなどで、「この薬がいいらしい」や、「流行ってるらしい」ではなくて、“商品名ではなく成分名で”自分に合った鎮痛剤など、そういうものをしっかり知っておくということだけでも惑わされずに、医者としっかり相談をしながら自分に必要な薬をあまり買い占めるということはなくできるかというふうに思います。倉持先生、これは合っていますか。
インターパーク倉持呼吸器内科 倉持仁 院長:
はい。それも非常に大事なことですし、そういったことを知っておいていただくことはとても大切なことです。あとは、これから感染が増えてくる中で、おそらくモノが足りないという状況に。
それから、私は25年も医者をやってきましたけど、こんなに薬やモノがないということが当たり前になってきてしまっている状況なんですね。なので、体調管理をしっかりしていただいて、体調が悪いときにはやはり人に会わないという気遣いも併せてしていただけたらなというふうに思います。