クマに出会った「至近距離だった場合は」

――もしクマに出会ってしまった場合は、「クマが遠くにいる場合は落ち着いて静かに離れましょう」。クマが近くにいる場合は「背を向けずに、クマを見ながらゆっくりと後退」、そして至近距離だった場合は「両腕で顔や頭をガード、致命傷にならないように防御してください。」

――そしてクマと出会わないために生活の中でこちらに気をつけてください。①庭先の柿や栗を放置しない ②家庭やキャンプ場でゴミを放置しない、ということを気をつけていただきたいと思います。

(岩手大学・山内貴義准教授)特に、距離を取って興奮させないことが重要です。(2023年10月24日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)◎山内貴義:岩手大学農学部・准教授 クマやシカなど大型野生哺乳類の専門家 環境省の研修会で「クマの保護・管理」について講義も