4回の攻防 阪神ヒットエンドランでチャンス迎えるも 「ライト森」の超ファインプレー

3回表の阪神は、2死一塁から前の打席で先制のホームランを打ったノイジーが打席に立つ。しかしここは、山本がインコースを詰まらせて、ショートゴロに打ち取った。

3回裏。阪神の先発村上は、先頭の紅林弘太郎を四球で歩かせ、またもノーアウトのランナーを背負うが、続く森友哉をショートゴロのダブルプレーに仕留める。今期、セの最優秀防御率を獲得した村上は簡単には崩れない、続くパの首位打者の頓宮裕真を三振で退けた。村上は3回で50球の出来。

4回表。阪神は1死から7番DHの糸原健斗が2塁ベース横へ内野安打。スタメンDH起用に応え、2打席連続のヒットだ。ここで動いた岡田阪神。初球ヒットエンドラン!木浪聖也のレフト前ヒットで糸原が三塁まで進み、1死一・三塁のチャンス。ラストバッターの坂本誠志郎を迎えた。

スクイズもある場面、山本のギアがあがる。坂本を低めの球で三振。そして再び2死一・三塁のチャンスで近本に打席が回った。

その近本の大飛球がライトへ!本職はキャッチャーの森友哉がスタンドまでギリギリバックしてジャンプ一番!掴んだ。

ドームは歓声に包まれる。流れを死守する超ファインプレーに阪神ファンからも大きな拍手があがった。