「市の土地を買い取る」か「通行料を支払う」かの2択を迫られる

 (息子のAさん)「(市の土地を)買うか通行料を払うか、こういう2択を迫られている。事前の何の相談もなく2択を言い渡されたので、ちょっとこちらとしてもあまりにも一方的すぎる話やなと」
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 畑につながる幅2mの土地を最大900万円で買い取るか、年間最大43万円の通行料を支払うよう突然求められたというのです。

 なぜこれまで無料で通行できていた道が有料化の方針となったのでしょうか。それは土地の使い道が変わったことにあるようで…
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 (息子のAさん)「こちらから向こう側が今度新しく和泉警察署が移転してくる用地になっています」

 畑周辺の土地は元々、誰でも使える防災広場として活用する計画でした。しかし、今年4月に、所有する土地の一部が和泉警察署の移転先となり、残りの土地も売却されるなど計画が変更。それに伴い、市は畑につながる一部の土地を残して通行料を求めることにしたといいます。
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 さらに、Aさんは、市から買い取りなどを提示されている2m幅の道では農業用のトラクターは通れず、代々続けてきた畑を諦めざるをえないと訴えます。

 (息子のAさん)「大昔みたいに鍬1本で耕すとなると、父は高齢なのでそういうこともやってられない。どうしても車で進入できる幅は絶対に確保してもらわないと、我々としてはもうここで耕作を続けることはできなくなる」

 (畑を所有する男性)「今まで何十年も作ってきたところをな…(通行料を取る)そういうことをするのはいかんわな」