今村翔吾さん:
本当は読んでもらうために書いてはいるんで。ただ、僕自身は結構、書いた文章を音読して、ちゃんと語呂とかがいいのかを確かめてるから、そういう意味ではオーディオブックになっても大丈夫なようには作ってるつもりではいます。
誰でも書店主になれるシェア型の書店とは?
山内キャスター:
それから、書店も新しい形が増えています。
今、増えているのが誰でも書店主になれるシェア型の書店です。東京・上池袋に今年7月オープンした「HIRAKU書店」。棚ごとにオーナーがいるんです。棚の1区画が1か月3000円。
例えば、こちらは台湾をテーマにした棚。こちらは企業研修の方が作った棚。こういうふうにして本を売る書店も増えてきています。担当者は「店主になったら、店内でミニイベントを開催できる特典もあります」と言っていました。

日比麻音子キャスター:
本棚ってその人を作るものじゃないですか。自分の本棚を見られるのって、自分の家の冷蔵庫を開けられるぐらいすごい恥ずかしいんですけど、でも、それだけどの本を選ぶのか、どうやって選んでるのか、ということがメッセージにもなったりしますもんね。
今村さん:
これは今後、本屋を残していくための一つの業態としてあり得るんじゃないかなと思って。僕もめちゃくちゃ研究してて、僕も実際ちょっとやろうかなと思ってます。この業態というか、この形の書店を出す方向で、今めちゃくちゃ調査してます。どんな未来があるのか。試してみないとわからないですね。