東北電力は今年12月分の電気料金を発表しました。燃料価格の下落が反映され、一般的な家庭のモデルで前の月より70円値下げされます。
東北電力によりますと、今年12月分の電気料金は一般的な家庭で7480円と、11月分の7550円より70円値下がりします。石炭の燃料価格が下がったことに加え、国が物価高騰対策として導入している補助金が引き続き適用されることが主な要因だということです。

電気料金の値下がりは11月分に続き2か月連続で、この料金は、ロシアによるウクライナ侵攻で燃料価格が高騰する前の去年2月を下回る水準だということです。
東北電力は今後の電気料金について「燃料価格は下落傾向だが今は世界情勢が不安定で先行きは不透明」と説明しています。