標高1000mの地で合宿 箱根駅伝常連校の姿も

 8月、立命館の選手たちの姿は新潟県妙高市にありました。長距離を走り抜く体を作るため標高1000mの準高地で合宿をはります。
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 朝6時、10kmを全員でまとまって走り、チームの底上げを図ります。山崎選手は先頭を走り、仲間を引っ張ります。
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 (立命大 田中裕介コーチ)「かなり暑い中で蒸している中ですけど、こういう中で予選会も行われていくと思うので、全員でやりきるというところを目指して頑張っていきましょう」
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 午後はタイムごとに分かれ、自身の体を限界まで追い込みます。同じ場所で合宿をはる、箱根駅伝常連校の走りを間近に見て、練習にも力が入ります。今年の8月は例年より1人あたり50km多い750kmを走りこみました。

 夕食の話題も専ら箱根駅伝です。

 (山崎皓太選手)「(箱根駅伝を走るところを)想像しない?」
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 (中田千太郎選手)「山登っている…登るじゃないわ走っているところ、下りであれ登りであれ、箱根の景色を見てみたいなっていうのはありますね」
 (山崎皓太選手)「箱根の山登りでパアっと快走して、ラストに先頭の選手を抜いてゴールしているイメージは完璧です」
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 一方、参加に反対していた大森選手は、慣れないハーフマラソンに不安を感じていました。

 (大森駿斗選手)「やっぱり自分ハーフ苦手なんで、ハーフ苦手で予選会(体力が)もつかなとけっこう不安」

 高校時代、補欠に回り悔しい思いをした山崎選手。「箱根駅伝に出たい」その思いが彼を走らせます。

 (山崎皓太選手)「関東の大学で活躍している選手(洛南高校の同級生)を見て、自分自身もその舞台に立てたらいいのになと思ったこともありますし、やっぱりそういった選手に勝ちたいなとも思いました」