自分が変わっていくしかない、変えられるのは自分と未来
「お酒を飲まないということを決めたんです。そうしないと、いつか自分が死んでしまうし、私は人を殺してしまうかもしれないっていう経験をしてるんです」

山口さんは、アルコール依存症は完治しないと医師に言われたとして、この病気と一生付き合っていくことを決めています。
「依存症になったからといって人生が終わるわけではなくて、私は依存症になったおかげで、次の人生が始まった。自分が変わっていくしかないんですよね、過去と他人は変えられないんです。変えられるのは自分と未来なんですよ」
山口さんは、依存症にならないためのスキルとして、まず自分自身のことを好きになって、自分と向き合って会話する、自分のことを知ることが大切と、呼びかけています。