こうした問題は、別の観光地でも…この週末、京都・嵐山では…渡月橋の周辺はかなりの混雑であわやの事故になりかねない状況。線路内に侵入し、写真撮影する外国人観光客もいました。また、観光客が捨てるごみの問題も深刻です。

さらには、公共交通機関にも影響が…JR嵯峨野線はラッシュ時のような混雑。

地元の利用者
「人が多すぎて混みすぎて困りますよ」

こうしたオーバーツーリズムの対策を18日、政府がとりまとめました。

岸田総理「持続可能な観光に向けた新たな取り組みに着手致します」

混雑する時期の鉄道運賃を引き上げる取り組みを促すことや、渋滞対策として、停車するバス停を減らした急行バスの導入を促進することなどが盛り込まれました。

自治体独自の対策も…ごみ問題を解消すべく、京都・嵐山ではごみを約5分の1まで圧縮することができるごみ箱を先月、設置しました。

ほかにも、観光客がお得に楽しめるオーバーツーリズム対策がありました。