磐越西線では、蒸気機関車による『SLばんえつ物語』が運行しています。
ところが、SLの不調や大雨による鉄橋の崩落や新型ウイルス禍などの影響で暫く運休が続き、今夏に運転を再開していました。
そこで、新たな名物で阿賀町を盛り上げようと『とりめし』を復元することになったのです。
【阿賀町出身のJR新潟駅駅長 神田成弘さん】
「阿賀町豊実の旅館・いとう屋さんから作ってもらいまして、かなり凝った『とりめし』ができました」
『いとう屋』主人の伊藤義孝さんに再現した『とりめし』を作ってもらいました。
メインは国産の鶏にこだわり、冷めても美味しいように、漬け込むタレも少し濃くしているそうです。

【いとう屋主人 伊藤義孝さん】
「試食と会議を重ねて期間は2~3カ月はかかった…」
タマゴそぼろは、じっくりと、しっかりと、火を入れて作ります。
最後にマイタケの煮物などを添えて出来上がり。

【いとう屋主人 伊藤義孝さん】
「やっぱりお客様にはそれぞれ1人ずつに『朝陽館』さんの思い入れがあると思うので、見た目はなるべく昔の『とりめし』に寄せて…。でも味は新しい『とりめし』にさせていただきました」
パッケージのデザインも一新。
懐かしくも新しい『とりめし』の完成です!