新潟県阿賀町の、磐越西線・日出谷駅でかつて販売されていた“幻”の駅弁『とりめし』をご存じでしょうか?
この駅弁は、いつもすぐに売り切れてしまうことからそう呼ばれていたそうです。

2010年に販売は終了していましたが、阿賀町を盛り上げるべくこの『とりめし』が再現され、発売されることになりました。

日出谷駅のある阿賀町の幻想的行事「つがわ狐の嫁入り行列」のプロモーション会場で、ひときわ目立った長い列…。お目当ては『とりめし』です!

「朝の9時から並んでいました。1番乗りで」

JR新潟駅で開かれた9月のプロモーションで、このたび復元された『とりめし』の先行販売が行われていたのです。

かつての『とりめし』人気はかなりのものだったそうです。
日出谷駅に列車が到着すると皆さんが『とりめし』を求めて売り場にダッシュ!

あっという間に売り切れるため、当時から“幻の”「駅弁」と呼ばれていましたが、製造元の「朝陽館」も2010年に閉店し、二度と味わえない「本当に“幻の”味」となっていたのです。