空手に柔道の投げ技などを加えた総合武道=空道の世界大会で青森市の女子高校生が優勝し、5日、青森市の西秀記市長に結果を報告しました。

優勝を報告したのは青森市出身で青森山田高校3年の高橋京香選手です。高橋選手は、2023年5月に東京で行われた世界空道ジュニア選手権大会に初出場しU19女子235以下の部で優勝を果たしました。青森からは3人目のチャンピオン誕生となります。

高橋京香選手
「自分がまさか世界大会に出られると思っていなかった状況で出場させていただいて優勝できてすごく嬉しかったです」
「先の(チャンピオン)の2人が私の同級生でよきライバルとして一緒に練習しているのでその2人に追いつくことができてとても嬉しいです」

29か国から102人が出場した今回の大会には競技人口の多いロシアやウクライナの出場はありませんでした。それでも海外の選手との試合は国内とは違った緊張感があったと言います。

高橋京香選手
「会場の空気感やほかの選手がどんな方が来るのかわからない状況だったのでとても不安だったのですが自分の持っている力を出し切って戦いきることができてよかったです」

世界の頂点に立った高橋選手。卒業後は北海道の学校に進学して空道や道場に関わり続けながら今度は調理師の世界での活躍をめざします。