青森県むつ市脇野沢の観光遊覧船「夢の平成号」が今年度で運航を終えます。
これにあわせて、地元の子どもたちが10日、最後の乗船をして感謝の思いを伝えました。

「夢の平成号」に最後の乗船をしたのは、むつ市の脇野沢小中学校の児童・生徒16人です。

子どもたちは、これまで地域学習の一環で夢の平成号に乗って、イルカの観察などをしてきました。

10日は地域のシンボル「鯛島」へ向かい、ゴミ拾いなどをしたあと、子どもたちの代表から船長へ花束を贈り、感謝の思いを伝えました。

脇野沢中学校 2年 大黒銀さん
「8年間乗ってきたので寂しい部分はありますが、機会があったら、また違う船で行きたいです」

1989年に運航を始めた夢の平成号は、10月13日で歴史に幕を閉じる予定です。