■第19回アジア競技大会9日目(2日、中国・杭州)

野球の日本代表はセカンドステージ第2戦でラオス代表と対戦し18対0、5回コールド勝ちで2連勝を飾った。打線は11安打18得点、投手陣はパーフェクトリレーと盤石な強さを見せた。

1994年以来となる2度目の金メダルを目指す野球日本代表。社会人代表で組まれた「侍ジャパン」はセカンドステージ(グループAは日本、中国、フィリピン、ラオス)から登場し、1日の第1戦ではフィリピンに6対0で勝利した。第2戦はラオスと対戦、先発はフィリピン戦から4人を変更した。

【ラオス戦のスタメン】
1)二 中川拓紀(24、本田技研工業)
2)三 金子聖史(30、東芝)
3)一 丸山壮史(24、ENEOS)
4)中 向山基生(27、東日本電信電話)
5)遊 中村迅(24、東日本電信電話)
6)左 望月直也(28、トヨタ自動車)
7)DH 鈴木聖歩(26、東日本旅客鉄道)
8)捕 辻野雄大(30、本田技研工業)
9)右 猪原隆雅(23、ミキハウスフィールド)
投手:岩本喜照(28、日本新薬)

日本は1回、無死一、二塁のチャンスを作ると3番。丸山が左中間へのタイムリー2ベース、1点を先制するとその後も犠牲フライ2本で3点を奪った。

先制点を貰った先発の岩本はラオス打線から4者連続奪三振を奪うなど3回まで5奪三振のパーフェクト。2人の渕上佳輝(26、トヨタ自動車)も2回、打者6人に対し4奪三振とこちらもパーフェクト。打線は3回に鈴木の2点タイムリー2ベースなどで6得点、4回には9得点を奪い18‐0と大量リードした。

日本は5回で18-0と15点差以上をつけたため、コールド勝ちで2連勝。明日3日、グループ首位突破をかけて同じく2連勝の中国と対戦する。

※写真は丸山壮史選手