「2社がこれほど初歩的なミスを同時にすることは偶然とは思えない」という指摘も

 今回の件について、多くの不動産鑑定士に取材を行い、ある鑑定士は次のように話しました。

「ホームページの情報のみで、取引事例の計算をするというのは聞いたことがない。ホームページを確認すると、土地と建物の価格と書かれている。また、土地と建物の登記簿を調べれば、『買戻特約』がついていて、売買価格も書かれている。現地確認をすれば、駐車場があることを容易に確認できるはず。日本不動産研究所は、自身の『青果市場跡地』の鑑定評価書にも立体駐車場が利用価値のある建物であると明記している。2社がこれほど初歩的なミスを同時にすることは偶然とは思えない。IR用地の鑑定にもかかわらず、聞いたことがないほど杜撰な鑑定であきれる」

 大阪市は「これまでの説明に、何か変更や齟齬があるわけではございません」としています。