福岡市の依頼で事前に不動産鑑定を行った日本不動産研究所も同じミス

 また、今回arecが行った“ミス”を日本不動産研究所も行っていることがわかりました。データベースに登録されていない福岡市の取引事例をどのように見つけたのか。取材班は情報公開請求で、この福岡市の「青果市場跡地」の売却に関する資料を入手しました。


研究所 青果市場跡地 不動産鑑定書.jpg
 すると、日本不動産研究所が、福岡市の依頼で、事前にこの土地と建物の不動産鑑定を行っていたことがわかりました。つまり、日本不動産研究所は、建物が存在し、かつその建物に価値があることを事前に把握していたにもかかわらず、大阪のIR用地の鑑定では建物価格も含めて土地価格とするミスをおかしていたことになります。

 日本不動産研究所はMBSの取材に対し、今年3月24日、「住民訴訟が予定されていることを伝え聞いておりますので、回答を控えさせていただきます」とコメントしました。