今年6月18日で“大阪府北部地震”の発生から4年です。そんな中、気になるのが京都で起きている「群発地震」です。どういうメカニズムでこの場所に集中しているのでしょうか。取材を進めていくと、地震と「水」が深いところでつながっている可能性がわかりました。
「群発地震」が目立つ京都府 今年6月中旬までの約3か月で震度1以上観測が24回
2018年6月18日に発生した大阪府北部地震。最大震度は6弱で、被害は家屋5万8000棟あまりに上りました。通勤ラッシュ時の交通機関がストップする、都心部ゆえの災害でした。
今年、群発地震が目立つのが京都府です。気象庁「震度データベース検索」によりますと、今年3月以降、6月15日までに府内で震度1以上を観測した地震は24回。そのうち15回は、揺れの中心が亀岡市に集中し、震度4も2回観測されました。
(亀岡市民)
「ドーンという音があって、グラグラという感じがけっこう頻繁に起こります」
(京都市民)
「実家が亀岡で、古い家ですから心配ですね」