
浜市商店連合会 三山 格会長:
「(駅周辺と浜町)それぞれの店が特色を出していけば──アミュでお買い物をする、浜町で買い物をするっていう風に分かれていくんじゃないかと思います。
利便性が高くなったところをご利用いただいて、さらに観光客の皆様にお応えできるような商品を提供できればという風に思っています」
ホテルは稼働率アップ「長く飲める」という客も…駅前商店街は

西九州新幹線の発着駅であるJR長崎駅にほど近い長崎駅前商店街でも、新幹線効果が表れています。

飲食店では観光客が増加したほか、常連客の行動に変化があり、売上が上向いているといいます。

男めしにち蘭 店主 堤利明さん:
「大村の(お客さんにとって在来線の)最終列車は10時半で、家に着くのが12時ぐらい。
今は(新幹線の最終の)11時半ぐらいまで飲んで、10何分で着くでしょう?
だから、10時半に(在来で)帰るのと、(新幹線で)11時半(で帰るの)と同じぐらいに家に着くと言って、1時間ぐらい長く飲めると喜んでいますね」
(記者:売り上げも上がりましたか?)
「上がりますね。それはそういう感じで、飲みに行こうと短時間でなくて、ゆっくり飲める感覚があるけん、よくそういう話してますね」


ホテルクオーレ長崎駅前 隠崎麻衣子 副支配人:
「やはりビジネスの方だけでなく、観光目的の方、インバウンド需要の方などですね、様々な多様なお客様が以前に比べて長崎に来ているのではないかと思います。稼働率に関しましてもおかげさまで90%超えておりますので、コロナ前と比べてもかなり多くの方が来られているのではないかと思います」

長崎駅前商店街では、一刻も早い駅前地区の再開発工事完了を望んでいます。