ドローンで巣にドライアイス投入 卵を凍らせてふ化させない

難しいカワウ対策。
先進的な取り組みも始まっている。

延岡市の祝子川漁協の江上敬司郎組合長の案内で向かったのは五ヶ瀬川河口。

(祝子川漁協 江上敬司郎組合長)
「あそこ、カワウやね。まだ何羽がおるのかな」

ここで、今年5月、ある対策が行われた。

(祝子川漁協 江上敬司郎組合長)
「こっからドローンでドライアイスを(巣)に落として、(卵)を凍らせてカワウ退治をした」

これは、県から委託を受けた県内水面振興センターがおととしから実施しているもので、ドローンを使ってカワウの巣にドライアイスを投入。

卵を凍らせてふ化させないようにし、宮崎で生まれるカワウをなるべく増やさないようにしている。