松本市が高校生に行ったアンケートでは、ヘルメットを着用しない理由について、「誰も着用していないから」という回答が最も多いことがわかりました。

野尻さんは、まずは様々な種類のヘルメットがあることを知ってもらおうと、オシャレなヘルメットなどを集めて2022年の文化祭で展示。

その年の9月には、市や警察から自転車のヘルメット着用に努める、モデル校に指定されました。

部活動ごとに集団での着用を呼びかけたところ、100人規模の部員がいる野球部やサッカー部の部員などが着用するのを見て、周りの生徒もかぶるようになり、次第に着用率が高まったということです。