【検察官「ナンバーツーは“パクったことに関わっていない”ですよね?」】

午後、検察側の被告人質問がはじまった。女性検察官がこう切り出す。
検察官「3日間あなたの話を聞いて、よくわからならかったことを最初にお尋ねします。」「(京アニに)腹が立っていたのはパクられたから?」
青葉被告「そうなります」
検察官「盗用されたことは、京アニや(青葉被告の言う)女性監督がしたことですよね?」
青葉被告「そうなります」
検察官「ナンバーツーって、“パクったことに関わっていない”ですよね?」
青葉被告「えー、もうすこし正確に言うと…(説明を続ける)…影響力はもたらしているので、おそらくパクったことに関わっていると考えます」
検察官「落選した後に、女性監督はどんどんのぼりつめて、あなたはどんどん下がる気持ちになったといいますね?」
青葉被告「そうなります」
検察官「それでうんざりしたということでしたね?」
青葉被告「そうなります」
検察官「うんざりしたことに、“ナンバーツーは関係していない”のではないですか?」
青葉被告「うーん(10秒くらい、首をかしげながら考える)」
検察官は、ナンバーツーと京アニを分離するような質問を重ねた。ここでいったん区切って、次のテーマに話を移す。














