日本の労働マーケットを変えたい「不当な扱いを」現地で聞く当事者の声

以前、県内の旅行会社に務めていた宮城さん。初めての海外でカンボジアに行った時、人々の熱気とエネルギーに魅了されました。一方で、多く耳にしたのが、日本での就職を夢見た地元の人が、留学や技能実習で日本を訪れた際に「不当な扱いを受けた」という声でした。

DREAM CONNECT 宮城俊彦社長
「お母さんやお父さんの畑を担保に入れて、借金をして日本に行っていると。それを返すために大変な思いをしてね、という話を聞くようになって。このビジネスを掘り下げていったら、どうやら色んなブローカーだったり、教育機関が介在していて…」

仲介業者が十分な情報を与えないまま、日本に送り込んでいるという実態も。

DREAM CONNECT 宮城俊彦社長
「九州の水産加工場に働きに行く女の子と話をしたのがすごく衝撃的で『週末はどうすごしたい?』と聞いたら『毎週、富士山に登って遊びたい』と。答えたときに、やるべきことはこれだと思った」

日本の労働マーケットを変えたいと思っていた矢先に”特定技能”が制定、現在の会社を立ち上げたのでした。

特定技能が導入されて4年。思い描く『正しい外国人雇用』を貫いて。海外から名実ともに仕事先として、”選ばれる沖縄・日本”を目指します。