外国人労働者、受け入れ企業の本音

この日、企業と話すのは入社3か月目の労働者について。

DREAM CONNECT 宮城俊彦社長
「ここに書いてあるのは、いわゆる法令違反がないかとか。我々も人材から直接、話を聞いている中で何の問題もないと聞いている。どちらかというと、彼らが働く中でミスコミュニケーションが発生していないかとか情報を頂けたら」

一般的には入管庁が定めた項目に沿って、話を聞けばいいのですが、より踏み込んで。現場の本音を聞き出します。

浦添総合病院 新垣和美看護部長
「ネパールの子たちで患者のベッド搬送に行った時、ネパール語でずっと話していると、これは業務の話か、おしゃべりかちょっとよく分からない」
DREAM CONNECT 宮城俊彦社長
「指導はしていきたいと思う」

また入国間近の労働者のために、生活必需品は本人に代わって事前に購入。家電の運搬や、設置にかかった費用は宮城さんからのサービスです。

さらに緊急の相談にも対応します。

DREAM CONNECT グルン スパスさん(29)
「来たばかりの子たちなので、病院がどこにあるかとか。どうしたらいいか分からないので。それが最初は大変です。夜の12時に仕事が終わった人から、普通に連絡がくることが多いです」

『労働者が働きやすい環境をつくりたい』そんな思いを抱いた体験が、宮城さんにはありました。