今回は旬入りした日田のスイカを使って色鮮やかな三層ゼリーを作りました。写真映えする夏らしい一品です。

大分県内有数のスイカの産地として知られる日田市。選果場には、旬を迎えた大きなスイカがずらりと並べられ、県内外に向けて出荷作業が大忙しです。

(JA大分ひた西瓜部会・中島洋介さん)「スイカの果肉がぐにゃっとしないシャリっとした食感を残すタイミングで収穫して、みなさんのところにスピーディーに届けられるように心がけています」

旬を迎えた日田スイカ

2022年は天候にも恵まれ糖度も高く、昼と夜の寒暖差を生かした生育方法によりシャリっとした食感が際立つおいしいスイカに仕上がっています。

(中島洋介さん)「熱中症対策や美肌効果シトルリンも含まれ二日酔いにも良いといわれている日田産のスイカを見たら、ぜひ店頭で買ってもらって日田の夏を感じてもらえれば」

日田スイカは糖度の高さと際立つ食感が持ち味


(かおるクッキング・坂本薫さん)「きょうはスイカを3層のゼリーに仕上げていきたいと思います。緑の皮、そして赤が映えるように一段かわいらしく白を入れて、そして赤いスイカの果肉も使います」

【スイカの三層ゼリー】
ー用意する材料ー
(スイカ) スイカ…8分の1個 ゼラチン…8グラム グラニュー糖…20グラム
      チョコペン…1本
(キウイ) キウイ…2個 ゼラチン…5グラム 水…50ミリリットル 
      グラニュー糖…25グラム
(カルピス)カルピス…60ミリリットル ゼラチン…3グラム

(坂本さん)「まず一番下の皮を作っていきます。もしキウイがなかったら、メロン蜜とか、かき氷の蜜で代用しても構いません」

キウイは角切りにします。鍋に切ったキウイとグラニュー糖、水を入れ、ふつふつとなったらふやかしたゼラチンを入れます。氷水の上で冷やしながら混ぜ、粗熱がとれたらグラスに入れ、冷蔵庫で冷やします。

(坂本さん)「白い部分には今回、カルピスを使っていきます」

原液にそのままふやかしたゼラチンを入れ、氷水で冷やしながら素早く混ぜます。

粗熱をとる間に、一番上のスイカの層を作ります。おおまかに切り、種をとったスイカとグラニュー糖を加え、ジューサーにかけます。そして、先程のカルピスの層をキウイの層の上に流しいれます。

(坂本さん)「やっぱりスイカなので種がほしいなと思って、種代わりのチョコペンを引っ張りながら、種っぽくランダムに書きます」

種はチョコペンで


このあと、ジューサーにかけたスイカを裏ごししてゼラチンをくわえ冷やしながら混ぜます。冷たくなったらグラスにそそぎます。

しっかり固まるまでおよそ1時間冷蔵庫で冷やしたら完成です。

この時期にピッタリ 抜群のうまさ


(平山キャスター)「スイカが形を変えてまたスイカになりましたね。底のキウイは甘酸っぱくて、間の白いカルピスの部分は少し酸味があって、上のスイカは非常に甘くて口の中で色んな味わいがやってきますね。見た目でも味でも楽しめるぜひみなさんに作ってもらってこの感動を味わってほしいです」