バイデン氏「プーチンが背後にいない案件などロシアではあまりない」

――プリゴジン氏をめぐる流れです。6月23日「プリゴジンの乱」が勃発しました。これに対しプーチン大統領は「反乱を起こした者は、ロシアを裏切った、その責任を負うことになる」と批判したんですね。その翌日24日、ワグネルを率いて、モスクワへと進軍します。ただ、モスクワまで200キロというところで引き返して、乱は収束したわけなんです。ベラルーシのルカシェンコ大統領が仲介したのではという話も出ています。これに対し、プーチン大統領は「正しい判断をしたワグネルに感謝」と発言しています。その後27日プリゴジン氏は、ロシアの同盟関係にある隣国ベラルーシに行き、その後、ロシアと行き来していたとみられているんですね。ただ、今月21日、プリゴジン氏はアフリカにいるとしてビデオメッセージを投稿。そこでは「ロシアを偉大にする」とも発言しました。そして23日、プライベートジェット機が墜落です。

――アメリカのバイデン大統領は、プーチンが背後にいるか、という質問に対し、「プーチンが背後にいない案件などロシアではあまりない。ただ答えはまだわからない」と話しています。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、自身のSNSで「プリゴジンは、自分の死刑執行令状に署名したのは明らかだ。これはプーチンからの用心せよ、裏切りは死に等しいというメッセージだろう」ともしています。

佐々木正明教授:バイデン大統領、ポドリャク大統領顧問の言葉はその通りだと思うんですが、この2か月の状況で、このような派手な形でプリゴジン氏を死に至らしめるということは、必ずしもメリットではないと私は考えております。

プリゴジン氏の言葉が、側近の言葉が今ロシアのメディアで今出ているんですけども、プリゴジン氏はこのように言っていたそうです。「プーチンは私のことを全て許してくれた。だから私は怖いものがないと。」今後、プリゴジン氏が残したものが明らかになるだろう。それに注目すべきだという声が出ており、もしプリゴジン氏が暗殺されたのであれば、今プーチン大統領がプリゴジン氏を許したということも踏まえてなんですけども。