民間軍事会社の創設者・プリゴジン氏の名前が搭乗者名簿に載ったプライベートジェット機がロシアで墜落しました。ワグネルに近いとされるSNSのチャンネルは、プリゴジン氏が死亡したとしています。ロシアに詳しい大和大学の佐々木正明教授は今から2か月前、6月26日の放送で「今後、ほとぼりが冷めたあたりに、プリゴジン氏の命が危うくなるかもしれない」と話していました。

――佐々木先生の予想が、今のところ的中した形になっています。

 はい、非常に驚いています。私が言った言葉ですけれども、こんなにも早くプリゴジン氏の死亡が伝えられるというのは、今朝起きて驚きました。最新の情報ですが、この機体のすぐそばにプリゴジン氏とみられる遺体があって、すぐそばにプリゴジン氏の携帯電話があったということが伝えられています。そして、今プリゴジン氏の遺体は安置所にあり、今、検死している状況です。この後、おそらくロシア当局が、何らかの発表を行いますのでそれに注目しています。

――ロシアのメディアはどういうふうに伝えてるんですか。

 はい。「プリゴジンの乱」のときは、秘密にオブラートにつつむ言い方で、プリゴジンの乱が進行していった具合を発表していたんですが、今回は、あからさまに伝えています。例えば航空当局が、死亡リスト、搭乗者名簿10人だってこともスムーズに発表しましたし、緊急事態省が、火災をおさえていますとか、捜査に着手しましたということも着々と伝えてますので、プリゴジン氏が死亡したとされるこのケースは、クレムリンのお墨付きを受けて、発表しているという状況がうかがえます。