「プーチン大統領が指示して、暗殺せよと言ったのは疑わしい状況」
佐々木正明教授: アフリカにある利権、もしくは今、前線で兵士に与えている食料。ロシア国内にある宿舎の食料。これはプリゴジンのグループが行っているんですね。プリゴジン氏が死亡になりますと、こうしたサービスに関するデメリットも出てきますので、果たしてプーチン大統領が指示を出して、暗殺せよと言ったのは疑わしい状況にもあります。
――本当にプーチン大統領の指示だったら恐ろしいことだと感じてしまうんですけども、振り返りますと、プーチン大統領の側近だったわけですよね。
プリゴジン氏はですね、ショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長このウクライナの特別軍事作戦の失敗は、国防省の作戦のミスにあるということを言っていた。プーチン氏を批判することはなかったんですね。そして6月24日のときも、思い出していただきたいんですけれども、確かに「反乱を起こした裏切り」ということは言ったんですが、プリゴジン氏を名指しで批判することはなかった。
そしてルカシェンコ大統領との仲でとりあえず手を打つという形で、生かすというようなこともありましたので、ここはやはり特別な関係があるなという見方もできるんです。そしてこのような派手な暗殺の方法というのは、私は「ほとぼりが冷めるあたり」にと言いましたが、まだ2か月の段階でウクライナ特別軍事作戦をやっている段階で、このように暗殺するというのは、やはり国内外に動揺を引き起こします。国防省の中にも、ワグネル派がいますので、これはやはりちょっとデメリットが大きいな、誰がやったのかというところで、ここもミステリーになる。そして今後の捜査の結果が明らかになるんではないかなというふうに思います。














