店に来られない人のために…配達サービス開始
一方で、店を始めて1年、新たに感じた課題もありました。
高齢や病気などで、買ったものを運べない人や、そもそも店に来られない人がいるという現状が見えてきました。

松尾 英尚さん:
「これからですね、注文をいただいた商品の配達に行ってきます。
作ってみてわかったんですけど、ここまで歩いてくるのも結構大変だって人がかなりいらっしゃる」

そこで松尾さんが始めたのが配達サービスです。
毎日LINEで商品のリストを配信し、注文を受けて自宅まで届けます。
人と野菜、そして地域を繋いでいく『めのはち』は、この町の “みつばち” のような存在です。

松尾 英尚さん:
「野菜って玉ねぎとかジャガイモとかお米なんかもそうなんですけど、結構重いんですよね。家まで配達していくっていうのを非常に喜ばれるので」
徐々に利用客も増え、手探りで始まった店は、住民の生活を支える大切な存在になりつつあります。

松尾 英尚さん:
「この活動を通じて住みやすい町なっていけばいいなと思うし。
それによって、皆さんが元気で、長生きしていけるような。
何か楽しいまち、住みやすいまちになっていけばいいな、と思ってるんです」
みんながずっと住み続けられる町になるために。

家族一同:「めのはちです!バイバーイ」