北朝鮮メディアは、金正恩総書記がミサイルや発射台付き車両などを開発する複数の「重要軍需工場」を視察したと報じました。

きょう付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、金正恩総書記が11日から12日にかけて、「戦術ミサイル生産工場」をはじめ、複数の軍需工場を現地指導したと報じました。

ミサイル発射台付き車両の生産工場の視察では、「多用途化の実現が優先的な問題だ」と述べ、高性能化の必要性を強調したということです。

また、労働新聞は台風6号による豪雨で堤防が決壊した南東部江原道で、200ヘクタール余りの農地が冠水したと伝えました。

金総書記が現地で復旧事業を指導したとしています。