イランが石油輸送の要衝、ホルムズ海峡の航路に機雷を敷設し始めたとアメリカメディアが報じました。
CNNテレビは10日、アメリカの情報機関の関係者の話として、イランがホルムズ海峡に機雷を敷設し始めたと報じました。
関係者によりますと、イラン側はすでに、ここ数日で数十個を敷設。アメリカ軍などからの攻撃後も依然として、小型艇と機雷を敷設する機材の8割から9割を保有していて、数百個の機雷を敷設することができるということです。
また、CBSテレビによりますと、イランが保有する機雷の数は公表されていませんが、イラン、中国、それにロシア製をあわせておよそ2000個から6000個と推計されています。
ホルムズ海峡は、世界の原油需要のおよそ2割の量が通過する中東の輸送の要衝で、封鎖状態が長期化すれば、原油価格の高騰が続くと懸念されています。
これに先立ち、イランの最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は10日に自身のSNSを更新し、ホルムズ海峡について、「すべての人々にとって平和と繁栄の海峡となるか、戦争屋どもにとって敗北と苦しみの海峡となるかのいずれかである」と投稿しました。
ラリジャニ氏は同様の内容を、英語やフランス語、中国語など複数の言語で投稿する異例の対応をとっています。
アメリカメディアが「イランがホルムズ海峡に機雷の敷設を始めた」と報道したことを受けて、トランプ大統領は「もしイランがホルムズ海峡に機雷を敷設したのなら、即時撤去を要求する!」とSNSに投稿しました。
現時点でイランがホルムズ海峡に機雷を敷設したという報告はないとも表明しています。
そのうえで、「機雷が敷設され、直ちに撤去されない場合、イランへの軍事的報復は前例のない規模となる」と脅しました。
一方で、「敷設された可能性のある機雷をイランが撤去すれば、正しい方向の大きな一歩となる!」とも書き込んでいます。
その後、トランプ氏は新たな投稿で「この数時間のうちに、稼働していない機雷敷設のためのボートや船、10隻を攻撃し、完全に破壊した」とも表明しました。「さらに多くを破壊する」とも書き込んでいます。
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