アメリカのトランプ政権のエネルギー長官は、「アメリカ海軍がホルムズ海峡を通過する石油タンカーを護衛した」と「X」に投稿し、その後、すぐに削除しました。原油相場は情報発信の混乱に振り回され、乱高下しています。

アメリカのライト・エネルギー長官は10日、「アメリカ海軍がホルムズ海峡を通過する石油タンカーを成功裏に護衛した」と「X」に投稿しました。

この情報を受けて、原油供給の安定化への期待からニューヨーク市場の原油先物価格はいったん、70ドル台まで下落しましたが、ライト長官は投稿からおよそ15分後、なんの説明もせずに投稿を削除しました。

レビット報道官
「ライト長官の投稿はすぐに削除されました。現時点でアメリカ海軍はタンカーや船舶の護衛を行っていません」

ホワイトハウスのレビット報道官はこのように述べ、ライト長官の投稿の内容は誤りで、現時点で海軍はタンカーの護衛をしていないと明らかにしました。

一方で、「大統領は必要に応じて護衛すると話している」とも強調しています。

ライト長官の発信が誤りだったことが伝わると、原油先物価格は再び80ドル台に上昇しました。

イランでの軍事作戦が続く中、原油相場は神経質な動きが続いていますが、アメリカ政府高官の発信が混乱に拍車をかけた形になりました。