イラン政府はアメリカなどへの対抗措置として石油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を継続する可能性を示しました。

イラン政府の報道官は10日、イランが封鎖を宣言し、石油タンカーの航行が停止しているホルムズ海峡について、「戦略的な海上交通路として最大限活用していく」と表明しました。

ホルムズ海峡をめぐってはアメリカとイスラエルによる攻撃を受けたイランが封鎖を発表し、世界中で原油価格への影響が広がっていますが、イラン側は対抗措置を続ける可能性を示しました。

また、イランの革命防衛隊は、イランへの攻撃が続けば「1リットルたりとも原油の輸出を認めない」と表明。

さらに、イランの最高安全保障委員会の事務局長はSNSで、アメリカのトランプ大統領がホルムズ海峡封鎖をめぐりイランに警告したことについて、「あなた方の空虚な脅しなど恐れない」「自分たちこそ消されないよう気をつけるがいい」と強く反論しました。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相は9日、「我々の目的はイラン国民が圧政のくびきから解放されることだ」と述べました。そのうえで、「これまでの攻撃で打撃を与えているのは間違いない」と述べ、イランへの攻撃を継続する姿勢を強調しました。