12日の岩手県内は、線状降水帯が発生するなど非常に激しい雨が降り、大槌町には記録的短時間大雨情報も発表されました。

気象庁は12日午前7時10分、岩手県内に記録的短時間大雨情報を発表しました。大槌町付近で1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。また午前7時50分には岩手県内陸部に「線状降水帯発生情報」を発表。線状降水帯によって非常に激しい雨が降り続いたため、一時、災害発生の危険度が高まりました。

岩手県内には一時、最大で9つの自治体に「土砂災害警戒情報」が発表された他、遠野市と宮古市には12日正午現在、一部の地区に避難指示が発令されています。

また遠野市では住宅1件で床下浸水の被害が発生した他、県道231号吉里吉里釜石線が大槌町内で発生した土砂崩れのため全面通行止め。県道249号桜峠平田線も倒木により一部区間が片側交互通行となっています。