「5回ノーヒットノーラン」高校時代の岸投手

岸孝之投手:
「(高校時代の自分は)嘘でしょっていうでしょうね。多分信じないでしょうね…。たぶん誰も信じないと思います、周りにいた人は」

まだ無名だった高校時代。夏の県大会、1回戦で参考記録ながら、5回ノーヒットノーランを達成していた岸投手。2回戦でも5回までノーヒットに抑えます。ところが、6回から激しい雨が降りだすとミスが続出、第3シードの仙台二高に逆転負けを喫し名取北は2回戦で敗退となりました。

高校時代の岸投手:
「(Q 今日の投球は何点ですか?)ほぼ満点・負けた気がしない今は…」

高校3年の夏が終わった宮城球場、あの、ぬかるんだマウンドこそ、150勝を達成することになる楽天モバイルパーク宮城のマウンドでした。

岸孝之投手:
「(Q 夏が終わった場所で150勝ですが)(笑)なんかもう無理やりじゃないですか、だけど本当のことですね。そういえばそうっすね…」

今シーズン、150勝と共にプロ野球史上23人目となる2000奪三振も達成した。

大記録を打ち立てた岸投手が、野球を続けてきた良かったと思うことは何なのか、聞きました。