楽天イーグルスで今シーズン通算150勝、2000奪三振という大記録を達成した、宮城県出身の岸孝之投手。150勝を達成した時に、高校生の自分に知らせたいと語りましたが、どんな高校球児だったのでしょうか。寡黙でクールな印象のある岸投手の素顔に迫りました。

高校時代の岸投手は、どんな選手だったのか

5月2日ロッテ戦、岸投手はシーズンに入って最長となる8イニングを投げ切り1失点と好投し、王手をかけてから実に233日目、史上51人目となる150勝を手に入れました。

試合直後の囲み取材では、150勝達成を教えてあげたい人がいると話します。

試合後の岸孝之投手:
「そうですね。まさか自分がここまで、こんなに勝てるとは思っていなかったので教えてあげたい!昔の自分に(Q 昔の自分とはいつの自分?)えーーー高校じゃないですか?」

150勝達成を教えてあげたいという 高校生の岸投手は名取北高のエースでした。高校時代の自分をこう評価します。

岸孝之投手:
「普通です。普通より下だったんじゃないかな。本気で甲子園とかプロを目指していた人とは、ものすごい差のある努力だったんじゃないかなと思いますけど、今思えば、今思わなくても多分そうです」

高校時代普通だった投手が、20年後には球界屈指の投手に成長します。

「150勝達成」を高校生の自分が聞いたら?