台風6号はやや勢力を落として東よりに進み、沖縄本島地方に再び接近しています。
この時間、那覇市は台風が最も近づいているとみられます。台風は沖縄本島を今月2日まで1日半にわたって暴風域に巻き込み東シナ海に進みましたが、4日に進路を反転させ、やや勢力を落として再び沖縄地方に接近しています。
4日夜から再び暴風域に入った沖縄本島地方では非常に強い風が吹いていて、久米島町で午前0時32分に最大瞬間風速35.5メートルを観測しました。
強風のため那覇発着の空の便は全て欠航、バス、モノレールも全て運休、沿岸部の道路も封鎖され、およそ2万7000世帯で停電が続いています。
沖縄地方では6日午前中にかけて局地的に大雨を降らせる線状降水帯が発生する恐れがあり、災害発生の危険性が高まっています。
6日正午までの雨の量は本島地方の多いところで300ミリに達する見込みです。大雨と暴風、高波、高潮に厳重に警戒して下さい。